※『おろか』のネタバレ込雑記になります。シナリオ未読の方は、読まない方がよいと思われます。
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(1)シナリオの発端
「即身仏が、実はガタノソアの呪いを受けた人間だった」というネタは、前々から考えていた内容でした。
ただ、それが発覚した後の展開を上手く考え付かなかったため、長らくオクラになっていました。
そういえば、オクラは英語でも日本語でもオクラなんですよね。
最終的に、「即身仏を目指した人間が、ガタノソアに呪われ、しかも探索者に殺されるというのは、あまりに救いが無さすぎる」と考え、「他の者が呪いを受け、即身仏だと誤解される」という展開に収まりました。
(2)名称について
・谷地洲…遥か昔、ムー大陸にあり、ガタノソアが棲んでいた山の名前が、「ヤディス=ゴー」山です。
古い記録で「郷」という呼び方を無理に挿入しているのは、この元ネタに近づけるためです。
・東宮寺…ガタノソアに挑むも、神官達の罠により生きたまま石化してしまった、「トヨグ」という人物が元ネタです。ちょっと無理やりですが。この辺りの詳細は、『永劫より』を読んで頂ければ幸いです。
・鉄虎海上人…実在の即身仏である、「鉄竜海上人」の捩りです。
・聖山…ヤディス=ゴーは聖なる山なので。
正直なところ、一番最後に名前が決定するまで、テキスト上では「一番弟子」としか呼称されていませんでした。すまん、聖山。あ、名前をつけた後に思い出したのですが、アタゴオルにヒジリヤマという(略)
・伊達巻人…シナリオ書きながら食べてた伊達巻が美味しかったので。
(3)ダイスロールの制限
『だるま駅』というシナリオをプレイした際、「探索方法次第では、技能なしでもクリア可能」というキーパー裁定に感銘を受けました。
TRPGでは、CRPGとは異なり、かなり自由にキャラを動かせるのですから、折角なら形に捕らわれないプレイをしてほしいと思い、設定しました。
結果として、参加者の皆さんが色々と考えながらプレイしてくださったので、とても有り難かったです。
最後に。『おろか』には、ちょっとした謎が残っているかと思われます。
その辺りに触れるシナリオを、密かに執筆中です。いつか公開した際には、そちらもよろしくお願いします。
長文にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
『埒外の世界』の雑記も近日中に上げたいと思います。それでは、良きTRPGライフを!